モヤモヤからちょっと救われた話 その2
「どこから来たの?このあたりは何か用があったの?」とやんわり聞かれ、
「金町の病院へ行ったんですけど、ちょっと行き違いがあって、嫌なことを言われて、でもどっちがすごく悪いわけでもなくて...難しいですねー。」と言うと、
黙ってうなづきながら、お味噌汁を出してくれました。
「チャーハンにはスープなんだけど、お味噌汁で許してねー。」と一言添えながら。
さらに常連さんらしき女性客が入って来て、「仕事帰りとか、家に帰る前にちょっと色々と抜いてから帰りたいよねー」と話してます。
まさに「抜いてから帰りたい」状態なこの日の私でした。
何となくママさんの方を見ながらうなづいていると、一見の私にも静かに穏やかに目を合わせて下さるのです。
それだけで常連客の輪に入れてもらえた感じになり、居心地が良くなります。
これだよ、これ!人と接する仕事ってこうだよね!と感動しながら、チャーハン食べていたのですが、このチャーハンが調味料入れ過ぎな感じであんまり美味しくない。
でも、そんなことはさておき、心は美味しい!と叫んでいました。
美味しくないけど美味しいのです。
伝わるでしょうか?
何だか感極まり涙が出そうになりましたが、必死で堪えて、ママさんに「美味しいです!」と言いながら、一生懸命食べました。(お味噌汁は本当に美味しかった)
食べ終わって、「ご馳走様でした。ちょっと生き帰りました!」
とお礼を言ってお店を出ました。
帰宅してからもモヤモヤは残ってましたが、ここでちょっと回復スイッチを入れておいてもらって良かったです。
今回の件で一番書きたい話がこの話になりました。
(終わり)
疑り深い女性、周りに何人かいますが、とにかくしゃべりたくない。学生時代に、勉強ができたタイプが多い。
共感的に接してくれる人は、ほんと安らげます。
by meganesaru707 (2024-03-03 11:27)
メガネサルさん、
すみません、 コメントいただいてたのですねm(_ _)m
勉強熱心で疑い深い女性、私の母がそんなタイプでした。
ちょっと街中で楽しかった出来事を話したら、 「アンタ気をつけなよ!!」と否定から入り、怒り出して、持論を展開。
そんな母もボケが進んだ今では疑うことも怒ることも減っているようです。
丁度明後日、久しぶりに母の面会に行くので、支離滅裂な話を聞きながら共感の練習をして来ます!
メガネサルさん、いつもヒントを頂きありがとうございます〜
by パンダ星人 (2024-03-12 19:01)