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医師の父に相談した話 その1

中学2年か、3年くらいだったと思います。

ある日突然口が開かなくなりました。

全く開かない訳ではないのですが、頑張っても大きくは開かない。

指を2本縦に入れられない状態です。

食事は何とか出来ますが、ハンバーガーは食べられない。

びっくりして、不安で父に相談しました。


私「お父さん、口が大きく開けられなくなったんだけど、何だろうね?」

父「(少し考えた様子で)ストレスで口が開かなくなることがあるよ。お前の場合、夏休みの宿題だね。宿題が終わったら治るよ。」


[うれしい顔]?私は予期せぬ方向の答えをもらい、戸惑いました。


そして薬を飲むわけでなく、治療するわけでなく、体操するわけでもなく、しばらく開かない口でそのまま過ごしていたら...治ったのです。ある日突然かいつの間にかだったかは忘れてしまいましたが、父の予言通り、夏休みの宿題が終わる頃に。

父はやっぱり名医?半信半疑でしたが少々嬉しくなりました。


思い返すと本当に夏休みの宿題が原因だったか分かりませんし、父の暗示にかかったのかも知れません。

ただ、怪我や病気がなくても、心理的要素で身体が動かなくなることを知った貴重な経験でした。


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meganesaru707

お父様は、間違いなく名医です。解説でなく、原因をほぼ特定されていますから。

私が、心療内科というのがあることを知ったのは40年くらい前でした。九大の池見先生の講習会に行ったのがきっかけです。

朝起きにくい程気力が萎えたときは、炭水化物ダイエットが原因では?!とすぐ思い当たりました。心と身体の関係性を知ることは現代人に欠かせないものですね
by meganesaru707 (2023-11-30 11:48) 

星民

メガネサルさん、
ありがとうございます。
40年前...まさに私の口が開かなくなった頃です。
私は心療内科という科を知るのはずっと後のことになりますが、この頃からあったのですね。
私はこの経験から、登校拒否になった友人が「学校へ行こうとして玄関へ行くと足が動かない。」と言ったとき、すんなり受け入れることが出来ました。
だからといって何かしてあげられる訳ではないのですけど、まずは知ろうとすること・温かく受け入れることは心掛けたいものです。
by 星民 (2023-11-30 20:09) 

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